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ダウ平均は反落 本日は上げ一服 米指標の発表も金利の見方に変化なし=米国株概況

株式 

NY株式7日(NY時間16:21)(日本時間06:21)
ダウ平均   48996.08(-466.00 -0.94%)
S&P500    6920.93(-23.89 -0.34%)
ナスダック   23584.28(+37.11 +0.16%)
CME日経平均先物 52050(大証終比:+40 +0.08%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は反落。上昇して始まったものの、今年に入って最高値更新が続いていたことから、本日は上げが一服し、戻い売りが強まった。公益や素材、金融に利益確定売り。一方、IT・ハイテク株は軟調に始まったものの買い戻しも入り、ナスダックは3日続伸。

 本日はいくつか米経済指標が発表され、取引開始前に発表された12月のADP雇用統計は予想を下回る内容だった。ISM非製造業景気指数、米求人件数も発表され、ISMは予想を上回ったものの、米求人件数は予想を下回った。まちまちな結果だったが、FRBの金利の先行きへの見方に変化はない。今月のFOMCは据え置き、次回の利下げは4月か6月、9月までにもう1回、そして、年内計2回か3回の利下げの織り込みとなっている。

 今後は、金曜日の米雇用統計待ちといったところだが、予想を下回ったとしても、今月のFOMCでの据え置き観測に変化があるとは見られていないようだ。また、米雇用統計の発表もさることながら、最高裁が金曜日にトランプ関税の合法性に反対する判断を下す可能性が出ている。

 トランプ大統領はこの場合に代替計画を恐らく持っているが、それは全てを網羅するものではない可能性が高い。ただ、米株式市場はポジティブな反応を示す可能性もありそうだ。

 年初の米株式市場は好調な滑り出しとなり、今年に向けたポジション構築が進む中で、リスク環境の変化を見極める動きも広がっている。年始の上昇は堅調な企業利益の見通しとインフレの沈静化に支えられ、ハト派的な金利環境への期待が追い風となっている。

 しかし、トランプ政権のベネズエラでの行動やグリーンランドなど他地域への介入示唆、そして日本と中国の緊張激化など、地政学的環境の悪化も確認されている。一部からは、「地政学は市場の盲点で、不確実性を資産価格に織り込む必要がある。集中した株式投資を、分散が進む世界で、どう配分するかを投資家が考え直す“呼吸の期間”だ」との指摘が出ていた。

 また、「市場が織り込む以上に道のりはでこぼこになる。世界的に地政学的緊張が強いが、市場はそれを脇に置いている」との声も出ていた。

 米株式市場は来週の大手銀を皮切りに決算発表シーズンに入り、その内容を見極めたい雰囲気も強い。その大手銀株だが、本日は売りが目立っていた。アナリストがJPモルガン<JPM>とバンカメ<BAC>の投資判断の引き下げた。

 ビットコインに積極投資するストラテジー<MSTR>が上昇。株価指数算出大手のMSCIが6日、暗号資産の保有額が総資産の50%を超える企業を含む、いわゆる「デジタル資産トレジャリー(DAT)」企業について、指数から除外する案を当面見送ることを発表した。今回の措置で同社も当面、MSCIのグローバル指数に残留する。

 バイオ医薬品のベンティックス・バイオ<VTYX>が大幅高。イーライリリー<LLY>が、免疫領域の強化に向けて同社を10億ドル超で買収する方向で最終段階に入ったと伝わった。

 太陽光モジュールのファースト・ソーラー<FSLR>が大幅安。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の269ドルから260ドルに引き下げた。

 投資会社のブラックストーン<BX>が下落。トランプ大統領の住宅政策への言及を嫌気。大統領は「大手機関投資家がこれ以上、一戸建て住宅を購入するのを禁止する措置を直ちに講じる。議会に法制化を求める」と自身のSNSで表明した。

 スーパーマーケットのアルバートソンズ<ACI>が決算を受け下落。通期の既存店売上高の見通しを下方修正したほか、インフレ抑制法(IRA)が来期の大きな逆風になり得ると述べたことも嫌気された。

 医薬品のレボリューション・メディシンズ<RVMD>が上昇。大手薬のアッヴィ<ABBV>が同社買収で協議進展と伝わった。

 本日はインテル<INTC>に買いが強まった。同社は、今週ラスベガスで開催されているテクノロジー見本市(CES)で新プロセッサー「パンサーレイク」が披露されたが、期待感が高まっていたようだ。

ストラテジー<MSTR> 161.83(+3.86 +2.44%)
ベンティックス<VTYX> 13.73(+3.68 +36.62%)
アローヘッド<ARWR> 65.69(-5.12 -7.23%)
ファースト・ソーラー<FSLR> 241.11(-27.67 -10.29%)
ブラックストーン<BX> 153.59(-9.06 -5.57%)
アルバートソンズ<ACI> 16.09(-1.02 -5.96%)
レボリューション・メディシンズ<RVMD> 102.71(+22.86 +28.63%)
アッヴィ<ABBV> 233.42(+9.49 +4.24%)
インテル<INTC> 42.63(+2.59 +6.47%)

JPモルガン<JPM> 326.99(-7.62 -2.28%)
シティグループ<C> 121.37(-1.13 -0.92%)
バンカメ<BAC> 55.64(-1.61 -2.81%)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 94.29(-2.10 -2.18%)
ゴールドマン<GS> 941.02(-14.45 -1.51%)
モルガン・スタンレー<MS> 184.79(-2.96 -1.58%)

アップル<AAPL> 260.33(-2.03 -0.77%)
マイクロソフト<MSFT> 483.47(+4.96 +1.04%)
アマゾン<AMZN> 241.56(+0.63 +0.26%)
アルファベットC<GOOG> 322.43(+7.88 +2.51%)
アルファベットA<GOOGL> 321.98(+7.64 +2.43%)
テスラ<TSLA> 431.41(-1.55 -0.36%)
エヌビディア<NVDA> 189.11(+1.87 +1.00%)
メタ<META> 648.69(-11.93 -1.81%)
AMD<AMD> 210.02(-4.33 -2.02%)
イーライリリー<LLY> 1108.09(+44.05 +4.14%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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