再送:小反落、原油高は世界経済のリスク要因=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=87.29(-0.22 -0.25%)
ニューヨーク原油の期近は小反落。世界的な景気悪化懸念が上値を抑えた。物価高や金利高が景気見通しを曇らせているなかで、原油価格が再び上昇していることから不透明感が強まっている。さらなるエネルギー高に世界経済が耐えられるかどうか疑問視されていることが相場を圧迫した。ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスの減産を背景に供給不足が続くと見られていることは引き続き下値を支えた。
時間外取引で10月限は軟調。一時86.71ドルまで下落した。通常取引序盤には下げを解消し88.15ドルまで強含む場面はあったが、プラス圏では上値が重く、マイナス圏に押し戻されて引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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