マクセオンが決算受け大幅安 分散型発電事業が不振=米国株個別
再生可能エネルギーの設備を手掛けるマクセオン・ソーラー・テクノロジーズ<MAXN>が大幅安。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、第3四半期の売上高も予想を下回る見通しを示したことが嫌気されている。
アナリストは、「分散型発電事業の不振が売上高の伸び悩みにつながったほか、サンパワー<SPWR>との契約紛争が短期的な株価圧迫要因となっている。同社はサンパワーと合意できると確信しているが、サンパワーからの収益貢献が大きいため、紛争が解決するまでは同社の評価には圧力がかかる可能性がある」と述べた。
バイデン大統領による画期的な気候変動法案が国内のクリーンエネルギー製造を後押しし続ける中で、同社は12億ドルを投じて米国最大のポリシリコン・ソーラーパネル工場の建設を計画している。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益:-0.03ドル(予想:-0.09ドル)
・売上高:3.48億ドル(予想:3.74億ドル)
・EBITDA(調整後):3020万ドル
(7-9月・第3四半期見通し)
・売上高:2.80~3.20億ドル(予想:3.95億ドル)
・EBITDA(調整後):200~1200万ドル
【企業概要】
太陽電池を製造し、パネルに組み立て、世界で販売する。技術プラットフォームは分散型発電と発電所の両方の市場に対応し、美しいデザインの高効率なソーラーパネルや、高価値で費用対効果の高いソリューションを提供するソーラーパネルを、住宅や小規模な商業施設の他、大規模商業施設や発電所向けに提供する。
(NY時間09:47)
マクセオン<MAXN> 15.96(-6.32 -28.37%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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