アジア株 まちまち、上海株は小反発
東京時間18:01現在
香港ハンセン指数 19248.26(+2.23 +0.01%)
中国上海総合指数 3254.56(+10.07 +0.31%)
台湾加権指数 16634.70(-236.24 -1.40%)
韓国総合株価指数 2601.56(-3.56 -0.14%)
豪ASX200指数 7357.39(+19.44 +0.26%)
インドSENSEX30種 65743.75(-252.06 -0.38%)
10日のアジア株は、まちまち。バイデン米大統領がハイテク分野での対中投資規制に署名したことで、米中関係の悪化が警戒されて香港株や上海株は一時売りに押された。ただ、売り一巡後は押し目買いの動きからプラス圏に浮上した。台湾株は続落。前日のナスダックの下げなどを受けて、ハイテク関連株を中心に売り優勢の展開となった。
上海総合指数は小反発。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行が売られた。
香港ハンセン指数は小幅続伸。通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が買われる一方で、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)が売られた。
豪ASX200指数は小幅続伸。資源・鉱山会社のBHPグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、会計システム会社のゼロが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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