反発も、来週のFOMC見据えて動意は鈍い=NY原油概況
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=75.65(+0.36 +0.48%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は0.28から0.36ドル高。その他の限月は0.15ドル安から0.32ドル高。
ゼロコロナ政策が解除された後、中国の景気回復が鈍いなかで景気対策期待が根強いことが相場を支えた。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを最後として、金融引き締めがいったん終了すると期待されていることも支援要因。ただ、FOMCに対する関心が強いうえ、思惑が傾く手がかりが限られることから、方向感は乏しかった。
時間外取引で9月限は前日終値付近で小動き。通常取引序盤にかけて76.15ドルまで強含んだ後、74.52ドルまで下げる場面はあったが売りは続かず、プラス圏へ切り返して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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