続伸、米CPIの鈍化で追加利上げ観測が後退=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=75.75(+0.92 +1.23%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月は0.83~0.92ドル高。その他の限月は0.09~0.81ドル高。
6月の消費者物価指数(CPI)が鈍化したことから、米追加利上げ観測が後退した。金融引き締めの継続による景気悪化懸念が和らいでいる。ただ、CMEのフェドウォッチによると、今月の米連邦公開市場委員会(FOMC)における0.25%の利上げ確率は90%超と高水準を維持。
時間外取引から8月限は堅調に推移し、通常取引開始後は76.15ドルまで上げた。中心限月として5月1日以来の高値を更新。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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