ダウ先物は小幅高での推移 S&P500の年末目標に上方修正の動きも=米国株
米株価指数先物(6月限)(NY時間08:53)
ダウ先物 33522(+26.00 +0.08%)
S&P500 4206.75(+2.00 +0.05%)
ナスダック100先物 13851.50(-6.50 -0.05%)
米株価指数先物市場でダウ先物は小幅高で推移している。バイデン大統領がG7広島サミットから帰国し、本日はマッカーシー下院議長との会談が予定されている。その動向を横目に見ながらの取引となりそうだ。ただ、債務不履行(デフォルト)は回避されるとの楽観的な見方が広がる中、株式市場は底堅い推移を続けている。
デフォルトの可能性や頑固なインフレに直面しても、米株式市場はIT・ハイテク株を中心に上昇を続けている。そのような中、米大手銀からS&P500の年末目標を従来の4000から4300に上方修正する動きも出ている。企業が効率化に注力することで利益はより安定し、株価は割高ではないと指摘している。
先週金曜日のパウエルFRB議長の発言で、市場では6月FOMCでの利上げ停止をほぼ確実視している。一部のFOMC委員からは、6月利上げの可能性も全くないわけではないとの発言も出ていた。ただ、年内利下げ期待が高まっているわけではない。今週はFOMC議事録の発表が予定されており注目されそうだ。なお、FOMC委員の中でもタカ派の急先鋒となっているブラード・セントルイス連銀総裁の発言が先ほど伝わり、「今年あと2回の利上げを予想している」と述べていた。
決算シーズンは終わりつつあるが、今週は注目すべき発表がいくつかある。ロウズ<LOW>やコールズ<KSS>、コストコ<COST>といった小売り大手のほか、24日にはエヌビディア<NVDA>が発表を予定。
(NY時間09:04) 時間外
アップル<AAPL> 173.69(-1.47 -0.84%)
マイクロソフト<MSFT> 318.86(+0.52 +0.16%)
アマゾン<AMZN> 116.66(+0.41 +0.35%)
アルファベット<GOOG> 123.55(+0.30 +0.24%)
テスラ<TSLA> 181.07(+0.93 +0.52%)
メタ・プラットフォームズ<META> 243.89(-1.75 -0.71%)
AMD<AMD> 104.70(-1.12 -1.06%)
エヌビディア<NVDA> 310.18(-2.46 -0.79%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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