トゥイリオが決算受け時間外で12%安 第2四半期の売上高見通しが予想下回る=米国株個別
クラウド通信APIのトゥイリオ<TWLO>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を大きく上回った。ただ、株価は時間外で12%の大幅安。第2四半期のガイダンスも公表し、売上高見通しが予想を下回ったことが嫌気されている。
同社は声明で「第1四半期に着手した業務・組織改革は成果をあげつつあり、チームは集中的に業務を遂行。有意義な収益への道を加速することが可能となった。事業全体で大幅な効率化を推進した」と述べている。ローソンCEOは「厳しいマクロ環境を経験し続けていることは間違いない。売上高のガイダンスはこれらの逆風を反映したものだ」と語った。
同社は収益性改善に注力してきた。2月には第2弾の人員削減を発表し、人員削減率は約26%となり、業界内でも最も急激な削減となった。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.47ドル(予想:0.21ドル)
・売上高:10.1億ドル(予想:10.0億ドル)
・アクティブ・アカウント数:30万件(予想:29.4万件)
(4-6月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.27~0.31ドル(予想:0.29ドル)
・売上高:9.80~9.90億ドル(予想:10.5億ドル)
(NY時間16:44)時間外
トゥイリオ<TWLO> 48.80(-7.20 -12.86%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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