米銀預金残高は125億ドル減少 米中小金融の預金は増加
FRBが公表した米銀の信用状況によると、4月26日週の米銀の預金残高は125億ドル減少した。米国内の外国金融機関の減少を反映し、2021年半ば以来の低水準となった。米国の中小金融の預金は増加した。
一方、銀行貸出は416億ドル増加し、4週連続の増加となった。米地銀に対する懸念が高まっているにもかかわらず、信用状況が比較的安定していることを示唆した。今回の増加は、小規模銀行からの融資が12月以降で最大の伸びを示したことに起因している。住宅・商業用不動産向け融資は、消費者向け融資と伴に増加。商業・工業向け融資はほとんど変化しなかった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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