日銀が四半世紀の金融緩和を検証へと産経が報じる UBSは日銀が今後数カ月で政策を修正すると予想
日銀が四半世紀の金融緩和を検証へと産経が報じる UBSは日銀が今後数カ月で政策を修正すると予想
四半世紀にわたる長期的な視点から金融緩和策の点検検証を実施する方向で調整に入ったことが分かったと、23日に産経新聞が報じた。
今週末は植田日銀総裁にとって初めての日銀金融政策決定会合が開かれるため、日銀を巡る報道に過敏に反応する可能性がある。
先週、日本3月の消費者物価指数が発表された際には、一時円買いが見られた。CPI(生鮮食品除くコア)は前月比で横ばいとなった、市場予想では伸びが鈍化することが見込まれていた。また、生鮮食品エネルギー除くコアは前月から上昇した。今週は東京都の4月の消費者物価指数が発表される。前月比横ばいとの予想になっているが、予想外に上昇すれば、日銀の早期政策修正の思惑が浮上する可能性がある。
UBSは日銀が今後数カ月で緩和的な金融政策を修正することを予想、日本円を「強気」に引き上げ、対ドルで今後数カ月で10%上昇する可能性があると指摘。今週末の会合では修正はないが、6月または7月に修正すると考えているとしている。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。