アジア株 総じて下落、香港株は小反発
東京時間18:11現在
香港ハンセン指数 20331.20(+56.61 +0.28%)
中国上海総合指数 3312.63(+0.07 +0.00%)
台湾加権指数 15810.77(-57.29 -0.36%)
韓国総合株価指数 2459.23(-35.98 -1.44%)
豪ASX200指数 7218.98(-18.23 -0.25%)
インドSENSEX30種 59762.76(+73.45 +0.12%)
6日のアジア株は総じて下落。3月の米ADP雇用統計や3月の米ISM非製造業景況指数が予想を下回り、米国での景気減速への懸念が広がり、アジア株の圧迫要因となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)やナスダックの下落がハイテク関連株の上値を抑えた。台湾情勢をめぐる米中対立への警戒感も重石となった。なお、売り一巡後は押し目買いの動きから下げ渋りを見せる市場もみられた。タイ市場は休場。
上海総合指数は小幅続伸。ほぼ変わらず。金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、銀行大手の中国農業銀行、鉱物生会社の山東黄金礦業が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、調味料メーカーの佛山市海天調味食品が売られた。
香港ハンセン指数は小反発。半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)、宝飾品小売りの周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)が買われる一方で、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、電子商取引のJDドットコムが売られた。
豪ASX200指数は小反落。小売会社のウールワース・グループ、医薬品メーカーのCSLが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャーが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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