ウェスタン・アライアンスに下げ渋る動き 3月末の預金残高は476億ドルと発表=米国株個別速報
日本時間の2時過ぎから米地銀のウェスタン・アライアンス・バンコープ<WAL>に下げ渋る動きが出ている。同銀は最新の財務情報開示で預金残高を明示しなかったことが疑問視され、売りが強まっていた。一時27ドル付近まで急落していたが、発表を受けて31ドル付近まで戻す場面も見られた。
3月31日時点で預金残高が11%減少し、476億ドルになったと発表。声明では、3月中旬のSVBとシグネチャー銀行の破綻が発表された後、同銀では預金の純流出が急増したと述べている。預金流出は主にテクノロジー・イノベーション部門と決済サービス部門に集中したという。ただ、その後は純流出額が急減し、3月17日には正常な水準に戻ったとしている。
ただ、株価は大幅安の状況に変化はない。
(NY時間13:37)
ウェスタン・アライアンス<WAL> 29.22(-4.30 -12.83%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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