くら寿司USAは好決算も戻り売りが強まる=米国株個別
NY市場に上場しているくら寿司USA<KRUS>が下落。前日引け後に12-2月期(第2四半期)決算を発表し、既存店売上高が17.4%増加したほか、売上高も予想を上回った。EBITDAも予想を上回っている。
同社の姥一(うば・はじめ)CEOは声明で「消費者心理が非常に強く、業界をリードするトラフィックの伸びを実現し続けている。既存および新規市場において9箇所のユニットを建設中で、さらに9箇所のリースが成立している」と述べた。
決算発表後は時間外で株価は上昇し、通常取引も買い先行で始まったものの、直ぐに売りが強まり、一時60.28ドルまで下落する場面も見られた。
同社株は今年に入って堅調な動きが続いていたが、材料出尽くし感も出ているのかもしれない。
(12-2月・第2四半期)
・既存店売上高:17.4%
・1株損益(調整後):-0.10ドル(予想:-0.22ドル)
・売上高:4394万ドル(予想:4178万ドル)
・EBITDA(調整後):231万ドル(予想:39.7万ドル)
(NY時間10:28)
くら寿司USA<KRUS> 60.96(-6.34 -9.42%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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