クリーブランド連銀総裁 政策金利をもう少し引き上げ、しばらくはその水準で維持

　先ほど、メスタ－・クリーブランド連銀総裁のブルームバーグでのインタビューが伝わり、インフレを目標に戻すには、政策金利をもう少し引き上げ、その後しばらくは、その水準で維持されなくてはならないと述べた。

　政策金利は「今の水準からもう少し高いところへ引き上げる必要があるだろう。そして、しばらくはその水準で維持し、インフレが２％に向かって持続的な低下軌道に乗るのを確認したい」と語った。

　「とはいえ、インフレ目標を達成するまで利上げを継続するということではない」とも述べている。「今年は物価圧力の抑制という点で、ある程度目に見える進展を予想しており、年末までに重要物価指数が３．７５％に低下すると見ている」とも述べた。しかし、目標水準に低下するのは２０２５年以降になる可能性もあるとしている。

　「インフレを抑え込むにはいくらか時間がかかるというのが、私自身の予想だ」という。