続落、金融不安で崩れるも安値からは大きく下げ幅縮小=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=69.26(-0.70)
ニューヨーク原油は続落。前日の米エネルギー相の発言で米戦略石油備蓄(SPR)の目先の政府の買い上げの可能性が大きく後退するなか、このところCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が上昇して経営懸念が浮上しているドイツ銀行がさらに売られるなど金融不安が根強いことで欧州の時間帯にかけて大きく崩れた。しかし軟調に始まったダウ平均株価が米国の時間帯に大きく戻して結局プラスサイドに振れたこともあり、原油も安値からは大きく下げ幅を縮小した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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