ブロックが決算受け時間外で株価上昇=米国株個別
モバイル決済サービスのブロック<SQ>が引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、経常収益は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。また、総取扱額も予想を下回っている。
決算時点でのこれまでの傾向から、通期のEBITDAマージンは前年比で少なくとも1%ポイント拡大し、営業利益率も前年比で拡大を予想。また、今年はコスト意識を高める計画であると示した。アフージャCFOは声明で「今年は採用や営業、マーケティングといった分野を含め、効率性の向上に重点を置いている」と述べている。
決算を受け時間外で株価上昇。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):0.22ドル(予想:0.28ドル)
・経常収益:46.5億ドル(予想:45.7億ドル)
決済ベース:14.7億ドル(予想:15.3億ドル)
サブスク&サービスベース:13.1億ドル(予想:12.1億ドル)
ハードウエア:0.36億ドル(予想:0.44億ドル)
ビットコイン:18.3億ドル(予想:17.9億ドル)
キャッシュアプリ:28.6億ドル(予想:27.3億ドル)
・総取扱額:531.6億ドル(予想:552.2億ドル)
・EBITDA(調整後):2.81億ドル(予想:2.19億ドル)
(通期見通し)
・EBITDA(調整後):13.0億ドル(予想:12.8億ドル)
・営業損益:-1.5億ドル
(NY時間16:39)時間外
ブロック<SQ> 76.52(+2.37 +3.20%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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