ディズニーが上昇 ペルツ氏が株主に予備的委任状を提出=米国株個別
ディズニー<DIS>が上昇しており、ダウ平均をサポートしている。前日引け後に次期会長に同社取締役でナイキ<NKE>の執行会長を務めるパーカー氏を指名したと発表した。今度の年次総会後に退任するアーノルド氏の後任となる。
同社はまた、アクティビスト(物言う投資家)のペルツ氏を取締役会メンバーに起用するというトライアン・パートナーズの提案を拒否した。
これに対してトライアンは本日の朝、株主に彼の指名を支持するよう求める予備的委任状を提出した。トライアンはディズニー株を9億ドル保有しているが、株価は8年ぶりの安値に近いと指摘し、これは後継者育成の失敗、過剰な報酬慣行、コスト規律の欠如が原因だと述べた。最近の業績は同社が危機に瀕しているという厳しい事実を反映しているとも述べている。
(NY時間09:53)
ディズニー<DIS> 97.86(+1.53 +1.59%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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