来年は航空キャリアにとって適温の1年との指摘も=米国株個別
アナリストがユナイテッド航空<UAL>の投資判断を「買い」に引き上げた。2023年は航空キャリアにとってゴルディロック(適温)の1年となり、現在の想定以上に収益を押し上げる可能性があると指摘している。
航空業界はこの3年、極端に厳しい状況が続いたが、それが2023年には正常化し、市場の想定以上に収益に有利な水準で安定すると見込んでいる。
ただ、2023年は業界全体の稼働率の大幅増まではなく、パイロットの稼働率は年明けから徐々に改善し、新型機の稼働率は年末近くから改善し始めるとという。
引き続き航空業界の見通しには強気だが、優先順位は若干変化し、従来からの大手航空がトップに、次いで格安航空が続くという。デルタ航空<UAL>がトップとなり、ユナイテッド航空は3位に浮上、アメリカン航空<AAL>は7位としている。一方、格安航空も引き続き上位にランクインし、サウスウエスト航空<LUV>が2位、アラスカ航空が4位としている。
(NY時間09:48)
デルタ航空<DAL> 36.08(+0.37 +1.04%)
ユナイテッド航空<UAL> 44.63(+0.74 +1.68%)
アメリカン航空<AAL> 13.95(-0.02 -0.13%)
サウスウエスト航空<LUV> 39.84(+0.09 +0.23%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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