アナリストがハーレーの投資判断を「売り」でカバレッジ開始＝米国株個別

　アナリストがハーレー・ダビッドソン＜HOG＞の投資判断を「売り」でカバレッジを開始し、目標株価を３９ドルとした。前日終値よりも１７％安い水準。

　第３四半期の好調な業績を受けて株価は上昇したが、同アナリストによる販売ディーラーチェックでは、変曲点の気配が見えないと指摘している。

　同社の事業は今後、既存の枠を超えた、なじみのない領域に拡大して行く。そのため、大きな競争に直面し、桁外れの実行リスクの中で、同社が掲げるハードワイヤー戦略が今後６－１８カ月間に渡って試されることになるという。

　取引開始直後は売り先行で始まったものの、全体的にリスク選好の雰囲気が広がる中、同社株も買い戻しが見られ、前日付近での推移となっている。

（NY時間10:15）
ハーレー＜HOG＞　47.90（-0.01　-0.02%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美