GMが決算受け上昇 金利上昇がまだ影響していないことを示す=米国株個別
GM<GM>が上昇。取引開始前に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想こそ下回ったものの過去最高となり、1株利益は予想を上回った。通期のガイダンスも公表し、従来の見通しを据え置いている。金利上昇がまだ同社の事業に影響を与えていないことが示された。第3四半期の米国内販売台数は24%増加した。
バーラCEOは株主宛ての書簡で、「需要は引き続き旺盛で、直面する逆風を積極的に管理しているため、厳しい環境にもかかわらず、約束を果たし、通期ガイダンスを再確認した」と述べている。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):2.25ドル(予想:1.89ドル)
・売上高:418.9億ドル(予想:423.7億ドル)
クルーズ:2500万ドル(予想:5050万ドル)
自動車:387.0億ドル(予想:397.6億ドル)
金融:31.9億ドル(予想:33.7億ドル)
・EBIT(調整後):42.9億ドル(予想:34.8億ドル)
・自動車FCF:45.9億ドル
・北米販売台数:18万2000台(予想:19万台)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):6.50~7.50ドル(予想:6.75ドル)
・EBIT(調整後):130~150億ドル(予想:123億ドル)
・自動車FCF:70~90億ドル
(NY時間09:38)
GM<GM> 36.46(+0.74 +2.07%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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