プラグ・パワーが下落 2つのプラント計画を断念し、3つ目は許認可遅れ=米国株個別
燃料電池システムのプラグ・パワー<PLUG>が下落。2つのプラント計画を断念し、3つ目の施設では許認可が遅れており、水素製造の見通しを下方修正した。
同社は年次シンポジウムに集まった投資家やアナリストに対し、年末までに製造できるグリーン水素の量は、以前の予測である70トンから約50トンに下方修正すると語った。ペンシルバニア州とカナダでの工場建設計画を断念し、ニューヨーク州の別の工場では許認可の遅れを経験。しかし、同社はジョージア州とテキサス州にもプロジェクトを持っており、本日はルイジアナ州に1日15トンのグリーン水素プラントを建設するために、オリン社との合弁事業を発表した。
2023年末までには1日200トンという予測を達成する見込みだとしている。同社は再生可能エネルギーを使って水から水素を分離し、カーボンフリーの燃料を製造するプラントを米国と欧州に建設中。
(NY時間14:34)
プラグ・パワー<PLUG> 17.25(-1.87 -9.76%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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