OPECプラスの委員会が200万バレルの減産提言 エネルギー株上昇=米国株個別
本日はOPECプラスの閣僚級会合が開催されているが、世界経済の低迷による原油価格の下落に歯止めをかけるため、同グループ合同監視委員会は生産枠を日量200バレルまで削減するよう提言したと伝わった。
もし、OPECプラスがこの提案を批准した場合でも、いくつかの国はすでに割当量を大幅に下回っており、世界の供給に対する影響は見出しの数字よりも小さくなる。つまり、減産することなく、すでに新たな制限を遵守していることになる。
200万バレルの減産は前日にすでに報道で伝わっていたが、きょうも原油相場は上昇しており、エクソンモービル<XOM>やシェブロン<CVX>といったエネルギー株は逆行高となっている。
(NY時間09:56)
エクソンモービル<XOM> 98.43(+3.16 +3.32%)
シェブロン<CVX> 158.51(+0.88 +0.56%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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