三連休明けのドル円は落ち着いた動き=東京為替概況
三連休明けのドル円は落ち着いた動き=東京為替概況
三連休明けとなったドル円は、ひかっく的落ち着いた動きとなった。きょうから開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードが広がった。先週の米消費者物価指数の強い結果を受けて、一部でみられる1.00%利上げ見通しは、若干後退も根強く残っている。午前中は期待先行での動きを警戒して143円割れの場面も、その後買い戻しが入り、午後は143円台前半でのもみ合いに。
ユーロドルでも若干のドル買い。東京午前のドル売り局面で1.0050前後まで上昇の場面も、その後値を落とし1.0020前後での推移となった。
米FOMCでの見通しが分かれていることに加え、日本時間22日午前3時に結果が発表された後、同日昼頃日銀金融政策決定会合の結果が発表され、緩和姿勢の維持が示されると見込まれることから、市場の反応がかなり不安定になる可能性があり、上下ともに動きにくい展開に。
22日に同じく政策金利が発表される英ポンドは対ドルで1.14台前半を中心とした推移。午前中のドル売り局面では1.1460前後まで上昇。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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