チャージポイントが決算受け大幅高 粗利益率低下に好意的な見方も=米国株個別
電気自動車(EV)向けの充電ステーションを手掛けるチャージポイント<CHPT>が大幅高。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、EBITDAは予想以上の赤字となったものの、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、売上高は予想範囲内の見通しを示している。
アナリストはサプライチェーンが混迷する中、同社の粗利益率に好意的な見方を示した。粗利益率は16.7%と予想を下回った。「同社は引き続き力強い実行力を発揮し、インフレと供給制限に関連した利益率の逆風とまだ闘っている。しかし、混乱は方向性をもって改善に向かっているようだ」と述べた。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.28ドル(予想:-0.24ドル)
・売上高:1.08億ドル(予想:1.03億ドル)
・粗利益率(調整後):16.7%(予想:17.6%)
・EBITDA(調整後):-7789万ドル(予想:-7099万ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:1.25~1.35億ドル(予想:1.30億ドル)
(通期見通し)
・売上高:4.50~5.00億ドル(予想:4.76億ドル)
(NY時間12:48)
チャージポイント<CHPT> 16.59(+2.10 +14.49%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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