ドル高の調整が入る展開に、値幅は限定的=東京為替概況
ドル高の調整が入る展開に、値幅は限定的=東京為替概況
31日の東京市場は、ドル高に対する調整の動きがやや優勢となった。ドル円は昨日のロンドン市場で138円05銭を付けた後、米コンファレンスボード消費者信頼感指数が予想を大きく上回る103.2と5月以来の高水準を記録したことで、ドル買いの動きが広がり、139円00銭台を付ける動きとなった。その後少し調整が入って138円台後半で東京市場を迎えると、徐々にドル売りが優勢に。月曜日東京午後の139円ちょうど前後を上回り、上値抵抗水準をクリアも、米雇用統計などを週末に控える中で、上値追いには慎重。
午前中に138円台半ばを割り込むと、午後に入っても売りがやや優勢で138円33銭まで。
昨日の海外市場、ドル高局面では1ユーロ=1ドルを割り込む動きを見せたユーロドル。その後少し買いが入り、1.0010台で東京市場を迎えると、1.0046まで。来週のECB理事会での0.75%利上げへの期待が支えとなっている。
ユーロ円は目立った動意が見られず139円ちょうどを挟んだレンジ取引。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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