8月のNAHB住宅市場指数は8カ月連続で低下=米国株
全米ホームビルダー協会(NAHB)が発表した8月の住宅市場指数は8カ月連続で低下した。2007年の住宅バブル崩壊以来の長期低迷となっている。住宅ローンの上昇と価格高騰が背景にある。
建設資材と人件費高騰に加え、住宅ローン金利上昇で住宅がさらに購入しづらくなる中、建設業者の信頼感の低下が続いていることを示唆。買い手が市場から遠ざかり、住宅在庫の増加や新たな建設活動の減少につながっている。
NAHBは「FRBの利上げと建設コストの高止まりが住宅市場にリセッションをもたらした」と指摘。一方、「インフレがピークに近づいている兆候が強まりつつあり、長期金利は安定している。住宅市場の需要が今後数カ月に幾らか安定することにつながるだろう」とも述べた。
(NY時間11:45)
KBホーム<KBH> 32.95(-0.51 -1.52%)
レナー<LEN> 87.93(-0.34 -0.39%)
DRホートン<DHI> 79.00(-0.72 -0.90%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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