アジア株 まちまち、上海株は大幅続落
東京時間18:00現在
香港ハンセン指数 20297.72(-453.49 -2.19%)
中国上海総合指数 3228.06(-53.68 -1.64%)
台湾加権指数 14550.62(+112.10 +0.78%)
韓国総合株価指数 2330.98(+8.66 +0.37%)
豪ASX200指数 6605.57(-45.05 -0.68%)
インドSENSEX30種 53572.09(+155.94 +0.29%)
15日のアジア株は、まちまち。香港株は大幅続落。中国第2四半期の国内総生産(GDP)が予想から下振れしたことが圧迫要因となった。上海株は大幅続落。GDPの下振れに加えて、未完成の住宅やマンション購入者が住宅ローンの返済拒否の動きに出ていることなども重石となっている。金融や不動産中心に売りに押された。台湾株は3日続伸。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)を中心にハイテク関連株が買われた。
上海総合指数は大幅続落。不動産会社の保利置業集団、不動産開発会社の緑地控股、銀行大手の中国農業銀行、銀行大手の中国工商銀行、保険大手の中国平安保険、インターネットサービスの人民網、電力会社の中国長江電力、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が売られた。
香港ハンセン指数は大幅続落。不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、再生エネルギー製品メーカーの信義光能(シンイー・ソーラー)が売られた。
豪ASX200指数は反落。医薬品メーカーのCSL、銀行大手のナショナル・オーストラリア銀行が買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、投資銀行のマッコーリー・グループ、小売りチェーンのコールズ・グループが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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