暴落、ドル高進展のなかIEA幹部の発言などで=NY原油概況
NY原油先物8 月限(WTI)(終値)
1バレル=95.84(-8.25 -7.93%)
ニューヨーク原油は暴落。ユーロとドルが一時パリティ(同値)になるなどさらにドル高が進展するなか、国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長が世界的なエネルギー危機の最悪期はまだ訪れていないと述べたことなどで、大きく売られる展開となった。米株が後半に軟化したことも圧迫要因。また石油輸出国機構(OPEC)の月報で、今回から発表された2023年の世界の石油需要増加幅が前年を下回る見込みであることも嫌気された。チャート悪化で売りが売りを呼ぶ形となり、テクニカル面からの売り圧力も強まった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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