反発、高値続くなかでも夏場の米石油需要は上振れ=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=102.73(+4.20 +4.26%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が4.20~4.27ドル高、その他の限月は0.98~4.19ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)の週報で石油製品需要が上振れしたことが相場を押し上げた。燃料価格が高止まりしているが、夏季休暇シーズンに入ったことで石油製品需要は日量2000万バレルの節目を上回った。ガソリン需要は日量941万3000バレル、ジェット燃料需要は同180万1000バレルまで増加し、今年の最高水準を記録している。
時間外取引で8月限は96.57ドルまで軟化したが下値は広がらず、通常取引開始に向けて買い戻しが優勢だった。通常取引が始まると戻りが鮮明となり、一時104.48ドルまで上昇。ただ、高値からやや押し戻されて引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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