政府の横暴にオランダでは一揆が激化、警官が威嚇射撃とも
世界有数の農産物輸出国であるオランダでは農家や畜産家などの一揆が続いている。家畜が排出する窒素が地球温暖化を促進するとして、一部の畜産場が政府によって一方的に閉鎖されようとしていることが背景。ドイツとオランダの国境の道路の一部はトラクターやトラックによって閉鎖されたほか、怒りのおさまらない農家はフローニンゲン空港の封鎖に動き出した。警官がデモ隊に対して威嚇射撃を行ったとの報道もあり、状況は緊迫化している。カナダ政府が反ワクチンデモであるフリーダムコンボイを鎮圧する際にも市民に銃器が向けられたが、オランダで市民と政府の対話が始まるのか不透明。
現地のスーパーマーケットの棚からは品物が消えつつあり、オランダだけではなく、周辺各国で食料品が不足する見通し。インフレ高進を後押しするだろう。
MINKABU PRESS
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執筆者 : MINKABU PRESS
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