ドル円は朝からしっかりの展開=東京為替概況
ドル円は朝からしっかりの展開=東京為替概況
ドル円は朝からしっかりの展開。前日の海外市場は、米国が独立記念日出休場となる中、下値しっかり感の強い展開で135円台後半に。東京市場に入って堅調な地合いが続き、午前中に136円36銭前後まで上値を伸ばした。
日経平均が寄り付きから大きく上昇し、その後も上げ幅を広げたことでドル円、クロス円の買いが入った。
午前の円売りが一服した後は、ドル円、クロス円とも上昇が一服したが、下がると買いが出る流れ。ドル円は136円台前半推移が続いた。
13時半の豪中銀金融政策理事会は市場予想通り0.5%の利上げを決定、声明では年内で物価がピークを迎え、来年にはターゲットの2-3%に向けて下がるという見通しが示された。発表後は豪ドルがやや軟調。ごく一部で0.75%利上げの期待があったことや、年内ピークの表現などが豪ドル売りに。ただ、来年ターゲットに向けて物価が下がるとの見通しは前回の声明でも示されており、下げが落ち着いた後は買い戻しが入る展開に。
ユーロドルは1.04台前半推移。午後に入ってドル円の上昇が一服する流れでややドル売りが入り1.0450手前まで上昇も、その後値を落とすなど、一方向の動きにはならず。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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