ウォルグリーンが英ブーツ売却を一旦断念=米国株個別
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス<WBA>が下落。計画していた英ブーツとNo7ビューティ事業の売却を一旦断念し、既存の所有者のもとで事業継続を決定したと発表した。英ブーツを巡っては、インドのインダストリーズと投資会社アポロのコンソーシアムが買収に関心を示し協議していたが、合意には至らなかったようだ。
同社は声明で、「様々な当事者と生産的な協議を行い、買い手候補から大きな関心を寄せられたことに勇気づけられた。しかし、高い潜在価値を適切に反映したオファーはなかった」と述べた。両事業のさらなる成長と収益性に引き続き注力することが株主にとって最善の利益と判断したという。
ただ、「長期的にはこれらの事業と当社全体の株主価値を最大化するあらゆる機会に対してオープンであり続ける」とも述べていた。
(NY時間12:30)
ウォルグリーン<WBA> 41.61(-0.59 -1.39%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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