アジア株 全面安、香港株は大幅反落

アジア株　全面安、香港株は大幅反落

東京時間17:32現在
香港ハンセン指数　　 21008.34（-551.25　-2.56%）
中国上海総合指数　 3267.20（-39.52　-1.20%）
台湾加権指数　　　　 15347.75（-380.89　-2.42%）
韓国総合株価指数　 2342.81（-66.12　-2.74%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 6508.54（-15.26　-0.23%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 51858.67（-673.40　-1.28%）

　２２日のアジア太平洋株式市場は全面安。米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長の今夜の議会証言を控えて、金融引き締めへの警戒感から米国株価指数先物が時間外取引で大きく下落していることなどから、アジア株も売り優勢で推移した。香港株は大幅反落。前日の大幅高の反動もあり、下げ幅が大きくなった。韓国株は２．７％超、台湾株は２．４％超の大幅な下げとなった。
　　　　
　中国大陸市場で上海総合指数は続落。石油大手の中国石油天然気（ペトロチャイナ）、酒造会社の貴州茅臺酒、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発（ウーシー・アップテック）、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、化学品メーカーの万華化学集団が売られた。
　　　
　香港ハンセン指数は大幅反落。ヘルスケア情報の阿里健康信息技術（アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー）、電子商取引のＪＤドットコム、オンライン生活関連サービス企業の美団（メイトゥアン）、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品（アンタ・スポーツ・プロダクツ）が売られた。
　　　
　豪ＡＳＸ２００指数は小反落。石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、医薬品メーカーのＣＳＬ、天然ガス輸送パイプライン運営会社のＡＰＡグループが買われる一方で、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、銀行大手のウエストパック銀行、道路建設会社のトランスアーバン・グループが売られた。