ボーイングの下げきつい 2020年5月以来の安値水準を更新=米国株個別
きょうも市場はリスク回避の雰囲気を強める中、ダウ平均は一時900ドル近くまで下げ幅を拡大した。そのダウ採用銘柄の中でボーイング<BA>の下げがきつく、ダウ平均を圧迫している。一時115.33ドルまで下落し、2020年5月以来の安値水準を更新している。
ボーイングに関しては、航空会社が下期の予想される需要低迷に対応するため、航空機のBBレシオ(販売額に対する受注額の割合)は1倍を下回る可能性が高いとの指摘も聞かれる。航空会社は燃料費や人件費高騰の運賃への転嫁を実施しており、消費者の需要低迷を警戒しているという。
(NY時間13:36)
ボーイング<BA> 116.16(-10.84 -8.54%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。