ヘルスエクイティが決算受け上昇 ＦＲＢの利上げが奏功＝米国株個別

　ヘルスケアサービスのヘルスエクイティ＜HQY＞が上昇。同社は雇用主や福利厚生プロバイダー向けにヘルスケア関連費用におけるテクノロジー対応サービスプラットフォームを提供する。前日引け後に２－４月期決算（第１四半期）を発表し、１株利益は予想を下回ったものの、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期の見通しを上方修正している。ＦＲＢの利上げが業績に奏功する見ているようだ。

　アナリストからも前向きなコメントが出ており、「金利上昇に伴う複数年に渡る上昇の始まりになるかもしれない」との指摘や、「この時期のガイダンスの上方修正は心強く、将来予想されるＦＲＢの利上げは今年度の残りの期間の成長を支えるだろう。今回の決算に非常に満足している」といった評価も聞かれた。

（２－４月・第１四半期）
・1株利益（調整後）：0.27ドル（予想：0.28ドル）
・売上高：2.06億ドル（予想：2.03億ドル）
・EBITDA（調整後）：0.54億ドル（予想：0.57億ドル）

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：1.23～1.32ドル（従来：1.21～1.30ドル）（予想：1.27ドル）
・売上高：8.27～8.37億ドル（従来：8.20～8.30億ドル）（予想：8.26億ドル）
・EBITDA（調整後）：2.49～2.59億ドル（従来：2.45～2.55億ドル）（予想：2.51億ドル）

（NY時間10:40）
ヘルスエクイティ＜HQY＞　65.70（+3.25　+5.20%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美