小幅続落、OPECプラスの主要8カ国の会合を控えて=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=61.31(-0.19 -0.31%)
11月2日に石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国による会合を控えて売りが優勢となった。ロイター通信は関係筋の話として、主要産油国は穏やかに追加増産することに傾斜していると報道した。10月や11月に続いて、12月も日量13万7000バレルほど自主減産を解消する方向にある。また、制裁を受けているロシアが増産分の買い手を見つけることが難しくなっており、OPECプラスは毎月の増産について合意することが困難になっていると感じているという。
時間外取引で12月限は売り買い交錯。62.17ドルまで強含んだ後に60.67ドルまで軟化したが、通常取引開始を控えて下げ幅を消した。通常取引開始後はしっかりと推移したものの、売りに押されてマイナス圏に押し戻されて引けた。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





