チャージポイントが決算受け下落 1株損益が予想以上の赤字=米国株個別
電気自動車(EV)の充電ソリューションを提供するチャージポイント<CHPT>が下落。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株損益は予想以上の赤字となった。
同社のロマノCEOは声明で「第1四半期の業績は世界的な供給制約による大きな逆風が予想されたものの好調に推移し、弊社のビジネスの強さを証明するものとなった」と述べた。
今回の決算を受けてアナリストから目標株価の引き下げが伝わっている。同社の利益がコスト上昇とサプライチェーンの混乱で圧迫されていると指摘。それでも同社が売上高を伸ばすことには肯定的な見方を維持している。
(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.27ドル(予想:-0.22ドル)
・売上高:0.82億ドル(予想:0.76億ドル)
・粗利益率(調整後):15%
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:0.96~1.06億ドル(予想:1.04億ドル)
(通期見通し)
・売上高:4.5~5.0億ドル(予想:4.7億ドル)
(NY時間13:26)
チャージポイント<CHPT> 12.31(-0.48 -3.75%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。