ユナイテッド航空が上昇 旅客収入の見通しを上方修正=米国株個別
ユナイテッド航空<UAL>が上昇。前日の引け後に4-6月期(第2四半期)のガイダンスを公表し、需要環境が引き続き改善しているとして、旅客収入の見通しを上方修正した。パンデミック前の2019年の水準を25%も上回ると見込んでいる。従来はキャパシティ(総座席数)が14%減、旅客収入は17%増を見込んでいた。
同社は先月の決算で夏の力強い回復に後押しされ、第2四半期は黒字化すると述べていた。なお、営業利益率も10%を再確認している。一方、燃料費は上昇を続けており、数週間前の1ガロン3.43ドルから4.02ドルに予想を引き上げた。
アナリストからも高評価が聞こえており、第2四半期ガイダンスの更新は正しい方向への確かな一歩だという。今回のガイダンス更新は非常に心強いと指摘した。燃料費控除後の単価圧力と燃料費の上昇にもかかわらず、従来と同じEBITマージンで、より多くの収益を上げることが想定されているという。
(NY時間10:25)
ユナイテッド航空<UAL> 46.22(+2.68 +6.16%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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