バンブルが決算受け大幅高 アナリストからは前向きな評価=米国株個別
デートアプリのバンブル<BMBL>が大幅高。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益は予想範囲内だったものの黒字を回復したほか、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、第2四半期は予想を下回る見通しを示した一方、通期の売上高は予想範囲内の見通しを示した。
同社は声明で「現在の劇的な環境下でも、弊社の事業の基本的なモメンタムは堅調に推移している」と述べた。通期の業績見通しには、ウクライナ危機の影響を2000万ドル、為替変動による悪影響を2800万ドルが含まれているとしている。また、通期のEBITDAマージンの見通しには、グーグルプレイの課金義務への対応で発生が見込まれる1600万ドルの追加費用が含まれているとも述べた。
アナリストからは前向きな評価が出ており、様々な悪影響を考慮すれば、2四半期の見通しは紛れもなく力強いという。「同社の強力な取り組みと伴に、オンライン・デート・サービスに対する広範な基礎需要の底堅さを示していると考えられる」と指摘した。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.02ドル(予想:0.02ドル)
・売上高:2.11億ドル(予想:2.08億ドル)
・EBITDA(調整後):0.50億ドル(予想:0.48億ドル)
・EBITDAマージン:23.6%(予想:23.1%)
・FCF:0.14億ドル(予想:0.23億ドル)
・課金ユーザー:301万人(予想:310万人)
・ユーザー当たり単価:22.76ドル(予想:22.29ドル)
(4-6月・第2四半期見通し)
・EBITDA(調整後):0.51~0.53億ドル(予想:0.59億ドル)
・売上高:2.18~2.22億ドル(予想:2.24億ドル)
(通期見通し)
・売上高:9.34~9.44億ドル(予想:9.39億ドル)
・EBITDAマージン:24.0~25.0%(従来:26.5~27.0%)(予想:26.7%)
(NY時間10:49)
バンブル<BMBL> 23.25(+5.62 +31.85%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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