ユナイテッド航空が決算受け時間外で約7%上昇=米国株個別
ユナイテッド航空<UAL>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字が予想範囲内だったほか、売上高も予想を下回った。旅客、貨物とも収入が予想を下回った。
ただ、株価は時間外でポジティブな反応を示している。第2四半期には黒字を回復する見通しを示したほか、夏に向けて活況を呈するレジャー向けの販売と企業の出張需要の急回復を見込んでおり、9期連続の赤字に終止符を打つと述べた。営業利益率も約10%になるとしている。同社のカービーCEOは声明で、「需要環境は私がこの業界で30年間働いてきた中で最も強い」と述べた。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-4.24ドル(予想:-4.23ドル)
・売上高:75.7億ドル(予想:76.7億ドル)
旅客運賃:63.5億ドル(予想:65.3億ドル)
貨物:6.27億ドル(予想:6.29億ドル)
その他:5.91億ドル(予想:5.68億ドル)
・座席有効マイル:384.6億(予想:414.3億)
・有償旅客マイル:532.6億(予想:533.3億)
(NY時間16:51)時間外
ユナイテッド航空<UAL> 49.77(+3.25 +6.99%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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