デルタ航空が決算受け上昇 3月に黒字化=米国株個別
デルタ航空<DAL>が取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高は予想範囲内となったものの、1株損益は予想ほどの赤字とはならなかった。
株価はポジティブな反応を示している。同社のバスティアンCEOが「オミクロン株の鎮静化と伴に需要は力強い回復を見せており、3月には黒字化し、約10%の堅固な営業利益率を生み出している」と語ったことを好感している模様。出張回復で法人向け販売が改善しているという。
同社は第2四半期の黒字回復を公言しているが、今回の決算はその道筋に沿った内容と受け止められているようだ。夏に向けた旅行需要の回復を期待した動きも見られている。
(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-1.23ドル(予想:-1.26ドル)
・売上高:81.6億ドル(予想:81.2億ドル)
旅客運賃収入:69.1億ドル(予想:70.7億ドル)
・座席有効マイル:518.1億人マイル(予想:522.2億人マイル)
・有償旅客マイル:387.0億人マイル(予想:415.2億人マイル)
(NY時間09:42)
デルタ航空<DAL> 40.08(+1.46 +3.78%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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