逆イールド発生後に米国株は通常上昇するとの指摘も=米国株
NY株式6日(NY時間13:40)
ダウ平均 34480.18(-161.00 -0.46%)
ナスダック 13892.16(-312.01 -2.20%)
CME日経平均先物 27145(大証終比:-285 -1.05%)
NY時間の午後に入って、ダウ平均は下げ渋っている。FRBの積極引き締めへの警戒感が強まっており、前日に引き続き米株式市場はIT・ハイテク株中心に売りが優勢となった。ダウ平均一時320ドル安まで下げ幅を拡大し、ナスダックも大幅安となっている。このあと日本時間3時にFOMC議事録が発表され、その内容と反応待ちの雰囲気となっている。
米国債の逆イールドはリセッション(景気後退)入りの警告サインと捉えられる一方、逆イールド発生後に米国株は通常上昇すると米大手銀のストラテジストが指摘。
歴史的に見て、米2年債と10年債の利回りが逆転した翌年の米株は上昇していると指摘。ただその上で、リターンは限定的なものに留まることが多いとも付け加えた。
逆イールドが軽度に留まれば、株式からは平均未満だが若干プラスのリターンが見込まれるという。そのうえで、3年目には米国株は下落することになるが、それでもなお国外の市場をアウトパフォームするとしたほか、債券はより長期に渡り好成績が続くと指摘した。
アップル<AAPL> 172.13(-2.93 -1.67%)
マイクロソフト<MSFT> 298.81(-12.07 -3.88%)
アマゾン<AMZN> 3191.95(-89.15 -2.72%)
アルファベットC<GOOG> 2750.07(-71.19 -2.52%)
テスラ<TSLA> 1041.11(-50.15 -4.60%)
メタ・プラットフォームズ<FB> 223.51(-8.33 -3.59%)
AMD<AMD> 103.66(-3.16 -2.96%)
エヌビディア<NVDA> 243.96(-15.35 -5.92%)
ツイッター<TWTR> 50.85(-0.13 -0.25%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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