アジア株 総じて下落、香港株は大幅反落
東京時間18:08現在
香港ハンセン指数 22080.52(-421.79 -1.87%)
中国上海総合指数 3283.43(+0.71 +0.02%)
台湾加権指数 17522.50(-103.09 -0.58%)
韓国総合株価指数 2735.03(-24.17 -0.88%)
豪ASX200指数 7490.09(-37.77 -0.50%)
インドSENSEX30種 59656.91(-519.59 -0.86%)
6日のアジア株は総じて下落。ハト派として知られる米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事が金融引き締めに前向きな姿勢を見せたことで、米国で金融引き締めが加速するとの観測が広がり、アジア株にも重石となった。また、中国で新型コロナウイルスの感染拡大が続いて、上海市ではロックダウン(都市封鎖)が継続される方針となっており、アジア株には圧迫要因となっている。タイ市場は休場。
上海総合指数は小幅続伸。ほぼ変わらず。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、建設会社の中国建築、鉄鋼メーカーの宝山鋼鉄が買われる一方で、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、航空機メーカーの中航沈飛が売られた。
香港ハンセン指数は大幅反落。機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、スポーツ用品メーカーの安踏体育用品(アンタ・スポーツ・プロダクツ)が売られた。
豪ASX200指数は反落。銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売会社のウールワース・グループが買われる一方で、ソフトウェア会社のブロック会計システム会社のゼロ、資源・鉱山会社のBHPグループ、金採掘会社のニュークレスト・マイニングが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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