テスラ、時間外で株価が上昇に転じる=米国株個別速報
テスラ<TSLA>の株価が時間外で上昇に転じている。引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回り、過去最高となった。大衆向けモデルの販売が好調だった。同社は昨年、世界で93万6000台以上を納車し、前年比で87%増加した。数年に渡り予測される年平均50%拡大を上回っている。
しかし、株価は発表直後に冴えない反応を示した。サプライチェーンのトラブルにより2022年まで生産が制限されると発表したことが嫌気された。同社は声明で「サプライチェーンが主な制限要因になっており、自社の工場は数四半期に渡って生産能力が低下している。これは年内まで続きそうだ」と述べた。
ただ、売りが一巡すると買い戻しからプラスに転じている。
(10-12月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.54ドル(予想:2.36ドル)
・売上高:177.2億ドル(予想:166.4億ドル)
・粗利益率:27.4%(予想:26.8%)
・FCF:27.8億ドル(予想:16.7億ドル)
(NY時間17:27)時間外
テスラ<TSLA> 943.02(+5.61 +0.60%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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