ビットコインの下げ一服で仮想通貨関連株が上昇 ただ、前途は多難との声も=米国株個別
仮想通貨関連株が上昇。このところビットコインの下げが続いていたが、きのう辺りから下げが一服しつつあり、きょうは買い戻しが出ている。それに伴い関連株も買い戻しが入っている模様。これらは仮想通貨の値動き次第の面が大きい。
オミクロン株の感染拡大が高リスク資産となっている仮想通貨への需要を抑えている可能性があるとの声の一方、各国中銀のタカ派シフトで、米国債を始めとした各国の国債利回りが上昇傾向にあり、金利が付かない仮想通貨の魅力が今後、相対的に薄れて行くとの指摘も出ている。
また、電力を大量に消費するマイニング(採掘)が、環境に与える影響を懸念し、投資家を仮想通貨から遠ざける要因になるかもしれないとの声もあるようだ。米民主党のウォーレン上院議員はビットコイン採掘業者に採掘が気候に与える影響の情報を求めていた。この動きは初めてで、今後も議会や当局などの監視の目が一層強まるとの指摘も出ている。
(NY時間09:39)
コインベース<COIN> 257.45(+0.66 +0.26%)
マラソン・デジタル<MARA> 35.14(+0.75 +2.18%)
ライオット<RIOT> 23.74(+0.24 +1.02%)
マイクロストラテジー<MSTR> 572.82(+10.48 +1.86%)
ビット・デジタル<BTBT> 6.34(+0.08 +1.28%)
ビットコイン(ドル)
1ビットコイン=48031.30(+732.96 +1.55%)
ビットコイン(円建・参考値)
1ビットコイン=5528403(+84364 +1.55%)
※円はドル円相場からの計算値
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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