このあと11月の米中古住宅販売件数=NY為替
きょうのNY為替市場はドル売り優勢で取引が始まっているものの、円安の動きがドル円をサポートし、114円台での推移が続いている。このあと日本時間0時に11月の米中古住宅販売件数が発表される。予想では年率換算で653万件と前回から増加が見込まれている。前回は予想外の増加を見せ、9カ月ぶりの高水準となっていた。雇用改善と低水準の住宅ローン金利が追い風となっていたようだ。
FRBのタカ派転換にもかかわらず、米住宅ローン金利は過去最低水準のままで推移している。販売件数に対する在庫比率は2.4カ月分と依然として供給はひっ迫しており、価格上昇も続いているものの、米住宅市場の力強さは維持されると見込まれているようだ。
契約時点の数字を示す中古住宅仮契約件数は、10月分は予想外に強い内容だった。米中古住宅の場合、契約から引き渡しまで1-2カ月間のタイムラグがあるとされている。販売件数は引き渡し時点の数字。
米中古住宅販売件数(11月)23日0:00
予想 653万件 前回 634万件
USD/JPY 114.15
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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