オートデスクが決算受け大幅安 サプライチェーン問題などの逆風を示唆=米国株個別
建築設計用ソフトウェアのオートデスク<ADSK>が大幅安。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。第4四半期の見通しが予想を下回ったことや、通期見通しも従来のレンジを縮小した程度だったことに失望感を強めている模様。
アナリストからも目標株価の引き下げが相次いでおり、サプライチェーン問題と労働力不足、そして、中国経済に関連した逆風が示されたとしている。同社が予想している逆風は恐らく第4四半期も続くことが見込まれるとも指摘した。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):1.33ドル(予想:1.26ドル)
・売上高:11.3億ドル(予想:11.2億ドル)
・FCF:2.57億ドル(予想:2.91億ドル)
(11-1月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):1.41~1.47ル(予想:1.48ドル)
・売上高:11.9~12.0億ドル(予想:12.0億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.98~5.04ドル(従来:4.91~5.06ドル)(予想:4.98ドル)
・売上高:43.60~43.75億ドル(従来:43.45~43.85億ドル)(予想:43.71億ドル)
(NY時間09:55)
オートデスク<ADSK> 253.25(-50.75 -16.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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