スナップが決算受け大幅安 アップルのプライバシー基準変更が重石に=米国株個別
スナップチャットを運営するスナップ<SNAP>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ただ、第4四半期の見通しが冴えず、売上高が予想を下回ったほか、EBITDAは予想の半分程度の見通しとなっている。世界的なサプライチェーン問題を受けて広告主の意欲が低下しおり、それが第4四半期も続くとの見解を述べた。また、アップルのプライバシー基準変更に伴うデータ収集制限とデジタル広告測定への影響が重しとなっている模様。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.17ドル(予想:0.08ドル)
・売上高:10.7億ドル(予想:11.0億ドル)
・EBITDA(調整後):1.74億ドル(1.35億ドル)
・1日アクティブユーザー数(DAU):3.06億人(予想:3.02億人
(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:11.7~12.1億ドル(予想:13.5億ドル)
・EBITDA(調整後):1.35~1.75億ドル(2.99億ドル)
(NY時間10:00)
スナップ<SNAP> 58.19(-16.92 -22.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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