メルクに買い強まる 経口抗ウイルス薬の治験で入院・死亡リスクが半減=ダウ採用銘柄
メルク<MRK>に買いが強まっており、ダウ平均をサポートしている。経口抗ウイルス薬「モルヌピラビル」の大規模な臨床試験で、新型ウイルスで入院もしくは死亡するリスクを50%減らしたことが中間分析で明らかとなった。デービスCEOがインタビューで明らかにし、できるだけ早期にFDAに緊急使用許可(EUA)を申請するという。他国の当局にも申請する計画。
メルクは研究分析の詳細を詳しく報告。臨床試験は、新型ウイルス感染の症状が出てから5日以内で、入院はしていないものの、重症化リスクのある患者を対象に行った。継続中の臨床試験(フェーズ3)は11月に完了する予定。
(NY時間09:40)
メルク<MRK> 82.39(+7.28 +9.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。