NZ経済研究所、NZの短期的な成長見通しを下方修正
ニュージーランド経済研究所(NZIER)では、ニュージーランドにおける短期的な成長見通しを下方修正した。最近のロックダウン(都市封鎖)によって経済活動が停滞するためで、新型コロナウイルスの感染拡大やクラスター発生が経済に悪影響を与える可能性があるとした。
・2021/22年のGDP成長率は5.0%から4.5%へ下方修正。
・2022/23年のGDP成長率は3.7%から4.5%へ上方修正。
一方、インフレ見通しに関しては、今後数年間を上方修正した。
・深刻な労働力不足とコロナ関連のサプライチェーンの混乱がコスト圧力をさらに押し上げる。
・需要増により、企業は価格を引き上げることでコストを顧客に転嫁することが容易になった。
・これらのインフレ圧力は来年も続くと予想される。

執筆者 : MINKABU PRESS
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